2023-08-25

注文住宅の地震対策：免震・耐震・制震の違いを知ろう

地震のリスクが高まる現代社会において、耐震性は注文住宅を建てる際に重視したい要素の1つです。

注文住宅を建てる際には、「免震」「耐震」「制震」という3つの異なるアプローチがあり、それぞれの特徴や違いについて理解することが重要です。

１．免震とは？

免震構造とは、地震の際に住宅を揺らす力を軽減する技術のことです。

地震のエネルギーを建物の下部で受け止め、建物自体を揺れさせることで、住宅内部の被害を最小限に抑えられるという特徴があります。

免震装置のはたらきにより下層階と上層階が連動して揺れるため、建物本体が揺さぶられることがなく、住宅内の家具や家財が倒れたり散乱したりするのを防ぎます。

免震構造は地震発生時でも、室内の安全性や快適性を保ちたい場合に採用されます。

耐震構造とは、地震による建物への損傷を最小限にするために、強固な構造を持つことを意味します。

柱や壁、基礎などの部材を強化し、地震の揺れに対して建物をしっかりと支えるように

設計されているのが特徴です。

建物の耐久性を高めるだけでなく、住宅の安全性を確保するために重要な要素が耐震性です。

特に地震の多い地域では、耐震性を重視して注文住宅を建てるのが一般的です。

制震構造とは、建物の基礎部分に特殊な装置を設け、地震の揺れを吸収・制御する仕組みのことを指します。

免震や耐震とは異なり、制震は建物自体の揺れを軽減します。

建物の揺れが最小限に抑えられるため、建物の破損や倒壊を防ぎながら、室内の家具や家財への被害も抑えることが可能になります。

新築住宅の地震対策は、構造や工法だけでなく保証内容やアフターサービスなどにおいても、ハウスメーカーごとに異なる特徴があります。

そのため地震に対する安心な住まいを実現するためには、自分にあった信頼のできるハウスメーカーを探し、入念に打ち合わせを行うことが重要です。

お住まいの地域の地震リスクや建築予算、建物の用途や実現したいライフスタイルに応じて、適切なプランを選択するようにしましょう。

地震対策は注文住宅を建てる際に慎重に検討すべき要素です。

そして長期にわたり安心安全な暮らしを送るためには、性能保証が充実しているハウスメーカーに依頼することも大切です。

秀光ビルドでは高い耐震性と制震性を兼ね備えた建築プランと、お引き渡し後も安心して暮らしていただける充実した保証をご用意してお客様をお待ちしています。

安全で快適な住まいを実現するために、ぜひ一度秀光ビルドの無料相談をご活用ください。