耐震・制震機能を備えたSKダンパー

今回は、この春に新登場した秀光ビルドのオリジナル制震ダンパー「SKダンパー」をご紹介します。これから家づくりをする人に、ぜひ知ってほしい製品です。

 

 

近年、日本では地震、津波、台風などの大規模な自然災害が多発しています。富山は災害が少ないと安心していていてはいけません。いつ私たちの身に起こるかはわからないのです。住まいにとって大切なのは、快適な暮らしを送る以前に、様々な災害からかけがえのない家族を守る「安全性」です。だからこそ今、秀光ビルドは、日本での住まいづくりに求められていることとは?を考えました。

 

そこから生まれたのが、「SKダンパー」です。当社と伝統木造建築の第一人者・後藤教授率いる金沢工業大学 後藤研究室の技術協力を得て開発しました!SKダンパーは、ダンパー部がスライドして摩擦抵抗することにより、【耐震×制震】で地震の揺れから家を守ります。

しかも、阪神大震災、熊本地震レベルを計10回加振しても構造上に問題が出なかったという安心の実績を誇ります!では、SKダンパーの3つの特長を見ていきましょう。

 

① 摩擦ダンパー

制震材には、安定して優れた制震性能を発揮するフェノール樹脂を採用しています。ランドマークタワーの制震にも使われているIMA社製です。

 

② 壁倍率3.2倍

壁倍率とは、簡単に言うと耐力壁の強さのこと。鋼製K型筋交いにより、制震性能に加え、壁倍率3.2倍という優れた耐震性も兼ね備えています。

 

③ 国土交通大臣認定(認定番号FRM-0611)

温度・速度依存性の確認試験や認定機関による厳しい試験や審査をクリアした国が認めた製品です。

 

「こんなに高い性能だと高いのでは?」という声も聞こえてきそうですが、オリジナル商品として開発したことで、低コストで提供することができるのです。例えば、1階に4基設置で144,000円!これで地震の揺れを45%も低減してくれるのです。

 

災害に負けない強い住まいを考え続ける秀光ビルドの家。SKダンパーについて、もっと詳しく知りたい!という人は、ぜひ住まいづくり館へお越しください。基礎や構造、建材など、家を建てると見えなくなってしまう部分をわかりやすく展示しています。