狭い部屋を広く見せるポイント

こんにちは、秀光ビルドです!

近年、不動産価格の高騰に伴い、コンパクトな住居が多く見られるようになりました。

少子化による各家庭の少人数化も、無駄に広いスペースを使わず、

必要なスペースでの生活環境を求める要因となっているでしょう。

しかし、狭いスペースだとしても、少しでも広く見せる方法はあります。

ちょっとした空間の工夫により、狭く感じていた部屋を広く見せましょう。

 

 

チェックポイントその1 「レイアウトで抜け感をつくる」

インテリアのレイアウトで気を付けたいポイントは、広く見せるための「抜け感」が大切です。

抜け感があることで空間がスッキリし、同じ空間でも広く感じることができます。

抜け感を出しやすいポイントとしては、「窓」の見せ方がわかりやすいでしょう。

窓の先は部屋ではないですが、その先が見えることで奥行きを広く感じることが可能です。

よって、窓の前はなるべく家具を置かないことをおすすめします。

リビングの場合はドアから入ってきて窓を見た時に、

手前から背の高い家具を配置して、窓の付近を低い家具でレイアウト。

遠近法により奥の空間が空いていると、視界に抜け感を出すことができます。

そして家具の配置は、壁沿いに置くことで生活動線となる中心部は開けておきましょう。

 

チェックポイントその2 「色と素材で圧迫感を少なく」

白などの明るい色は広く見えて、黒や茶などの暗い色は圧迫感があるため狭く感じます。

特に天井など視界の高い部分は、白などの色を使うと良いです。

カーテンやカーペットなどは面積が広いため、色の使い方によって空間が変わります。

どうしても色合いを使いたい場合には、赤などの暖色系より、青などの後退色がおすすめ。

青系は奥行きを出してくれる色のため、空間の広さを演出するには最適の色です。

そして、素材の質感によっても、圧迫感を少なくすることができます。

厚手の生地よりは薄手の生地を使い、革製品よりも繊維物の方が重厚感はなくなりますが圧迫感が少ないです。

 

チェックポイントその3 「家具等の選び方」

家具の選び方も、部屋を広く見える効果に大きく関わります。

背の高い家具は抜け感を塞いでしまうため、部屋を広く見せるためには好ましくありません。

ソファーは背もたれの低いローソファー

背の高い棚が必要な場合には、白などの明るい色で奥行きが薄めのものを選ぶと良いでしょう。

テーブルは足が細めのデザインにするだけでも、圧迫感が少なくなります。

テーブル面をガラスにするのも、抜け感を出すポイントのひとつです。

 

 

部屋の空間を広く見せる方法は、そんなに難しいことではありません。

レイアウトや選び方をちょっと変えるだけで、スッキリと広い印象に変えることができます。

住まい空間に余裕を作り、快適な生活環境を過ごしましょう。