戸建住宅の間取りポイントを考える

こんにちは、秀光ビルドです!

新築戸建を購入する際に、とっても重要なポイントとなるのが「間取り」ですよね。

しかし、オシャレなデザインやモデルルームの空間に惑わされ、

冷静に間取りを判断できなくなってしまう場合がございます。

間取りを失敗してしまうと、直す場合には大掛かりなリフォームが必要になってしまいます。

間取りを決める際のポイントを押さえておきましょう。

 

チェックポイントその1 「リビング」

住宅の中で1番重要といっても過言ではない「リビング」。

リビングは家族が集まる、重要な空間になります。

部屋の形や日当たり、テレビの配置やソファーの配置など

多くのことを考えて決めなくてはいけません。

戸建の場合には1階にするのか2階にするのか、各ご家庭のライフスタイルによって、

その選択は全然違いますよね。

そんなリビングの作りで、注意したいポイントは「収納力」と「窓の配置」です。

テレビやソファーの配置ばかり考えてしまいがちですが、

リビングを広く見せるためには収納力がキーポイント。

収納が充実することで、余計なものをリビングに出したままにしなくて済むため、

必然的にリビングが広く見えます。

そして窓の配置は、リビングの「明るさ」に大きく影響を及ぼすでしょう。

窓の配置が良いと、日当たりが良く自然と気持ちの良い空間が広がります。

日当たりの良い東側と南側に窓があると、リビングは一段と明るいです。

そして、明るさを同時に大切なのが「風通し」。

風通しをするためには、窓が2つないといけません。南と北、東と西といったように、

風が入った方から反対側に抜けられると風通りが非常に良いでしょう。

 

チェックポイントその2 「キッチン&ダイニング」

キッチンとダイニングは、家事のしやすさに関わる場所です。

キッチンからダイニングへ料理を運ぶ動線を考えて

アイランドキッチンや対面キッチン、壁付けキッチンなど、タイプはいくつもあります。

家族構成によってもダイニングの広さが異なりキッチンとダイニングのバランスと共に

「照明の配置」も考えるべきポイントです。

ダイニングの照明は、大きいペンダントライトや複数の小さなペンダントライト、

スポットライト、シーリングライトなどの種類があります。

ダイニングテーブルなどのレイアウトに合わせて、

照明の設置器具の配置も忘れずに考えておきましょう。

 

チェックポイントその3 「階段」

意外と気にしない方が多いのが「階段」の配置。

1階と2階を結ぶ階段は、お子様がいる場合は家族が集まる

リビングやダイニングを通るようにさせたいという意見も多いものです。

リビング内の階段で注意しておきたいのが、暖房効率の悪さ。

温かい空気は上で逃げてしまうため、階段があることで空気の逃げ道となってしまいます。

そのため、リビング内に階段を配置する場合には、暖房効率を考えた方が良いでしょう。

その他にも食事のニオイやテレビ、雑談の音も上の階に伝わりやすくなります。

家族の睡眠時間が大きく異なる場合や、受験生のお子様がいる場合には気を付けた方が良いです。

 

 

快適に住む空間を作るためには、おしゃれな間取りだけでなく、

生活の便利さを考えなければ、せっかくのマイホームが台無しですよね。

見落としがちな、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、

おしゃれさと快適さを兼ね備えた理想の家に近づくでしょう。