壁の種類とその中身とは!?防音性や耐久性は?

こんにちは、秀光ビルドです!

室内の壁というと、クロス仕上げが非常に多いですが、

実はそれぞれの特徴に合わせていろいろな種類があります。

壁の特徴はインテリアとしても楽しみやすい大きなポイントであり、

見た目だけでなく住みやすさにも関わるところです。

壁の仕様を少し変えることで、雰囲気が変わり、

住みやすさにも大きく影響してくるでしょう。

今回は、壁の種類やその特徴についてご紹介します。

 

 

チェックポイントその1

「内壁の種類」

ここ数年DIYやリノベーションの浸透もあり、

室内の壁をアレンジするケースをよく目にします。

代表的な内壁の種類や特徴を知ると、

部屋の雰囲気にあったものが選べるでしょう。

①ビニールクロス

小さな凹凸がある、ポリ塩化ビニル素材の

一般的によく使用される種類。

②紙クロス

ビニールクロスにも似ていますが、

パルプを原料にプリント加工やエンボス加工をした種類。

③漆喰(しっくい)

ペースト状のものを壁に塗った種類。

塗り方によって独特な雰囲気が出せる種類のひとつです。

④珪藻土(けいそうど)

漆喰に似ている表情であるものの、

海藻の一種や植物性ブランクトンが化石化したものを原料としています。

⑤木材

木材らしい温かみのある表情を実現。

本物の木でなくてもプリント加工されたものもよく出回っています。

 

チェックポイントその2
「内壁の種類によるメリット・デメリット」

壁の種類は複数あり、一見似たような印象であるものでも、

メリット・デメリットは変わります。

壁の種類にわけて、メリット・デメリットをご紹介します。

①ビニールクロス

メリット:比較的安価である、短時間で施工可能、デザインが豊富

デメリット:剥がれてくる場合がある、劣化による変色、ホコリがつきやすい

②紙クロス

メリット:部屋の雰囲気がやわらかくなる、短時間で施工可能、デザインが豊富

デメリット:水分に弱い、耐久性が弱い

③漆喰(しっくい)

メリット:吸湿放湿性が高い、防火性が高い、消臭効果、防カビ対策

デメリット:耐久性が弱い、手入れがしにくい、施工時間がかかり費用も高め

④珪藻土(けいそうど)

メリット:吸湿放湿性が高い、防火性が高い、断熱保温性が高い

デメリット:耐久性が弱い、手入れがしにくい、施工時間がかかり費用も高め

⑤木材

メリット:温かみがある、他の壁材にはない雰囲気

デメリット:湿気や乾燥で変形する、費用が高い

 

チェックポイントその3
「壁に棚などを取り付ける時は中身を調べてから」

壁に棚を取り付ける場合や、TVを壁付けにする場合には

壁の種類はもちろん中身を知る必要があります。

コンクリート壁の場合には、木材と異なり

しっかりとしたドライバーで穴をあける必要があります。

コンクリート壁用のアンカーを使用し、

取り付けに不備がないようにしましょう。

石膏ボードの場合には、壁の裏に木材が通っている部分に

ネジなどを入れるようにします。

木材が通ってない場所だと、ネジを入れても抜けやすく、

壁が損傷してしまう可能性もあるでしょう。

下地センサー等の器具で、

壁の裏に木材があるか確認することも可能です。

壁の種類はさまざまで、メリット・デメリットもそれぞれです。

部屋の雰囲気や目的に合わせて適正な種類を選びましょう。